土地購入時に必要な費用と書類

それでは、土地購入時にかかる費用を見ていきましょう。

・手付金
・契約印紙代
・登記費用
・ローン借り入れ費用
・仲介手数料
・税金の清算金
・手付金を引いた代金の残り

以上がおおよそ土地を取得するのに支払わなければならない費用となります。

それでは以下で少し内容を見ていきましょう

 

1. 売買契約時に『手付金』を支払う(契約当日)

まず最初に必要になってくる費用が『手付金』です。

これは、土地の売買契約をする際にお支払いいただくことになります。

通常は代金の10%が目安となります。

もし、契約後飼い主の都合によりキャンセルしたい場合には手付金を放棄してキャンセルをすることができます。

逆に、売り主が都合によりキャンセルしたい場合には、預かった手付金の倍額を飼い主に支払うことでキャンセルすることができます。(倍額とは預かったお金も含めます)

お互いキャンセルすることなく、無事最終金の受け渡しまで行った場合には、代金総額から支払済み手付金の額を引いた金額を支払うことになります。

 

2. 契約書に貼る『契約印紙代』(契約当日)

契約書に貼るための印紙代金が必要になります。

通常は、不動産屋さんが用意してきてくれるので、必要額を折半して現金で支払うのが一般的です。

例)売買代金が
500万円超~1千万円以下  5千円の印紙が必要
1千万円超~5千万円以下  1万円の印紙が必要

となります。

2部作る場合には2枚必要になりますのでお互いが1枚の印紙代金を支払う必要があります。

 

3. 登記費用

土地や建物を購入した時に、これは自分のものですと権利を明らかにするために、所有権と保存又は移転登記というものを行います。

この登記をする際に納める税金を登録免許税といいます。

この登録免許税は以下のように内容により異なります。

所有権保存登記  1000分の4
所有権移転登記  1000分の20

ただし、以下の要件を満たす場合には登録免許税の軽減を受けることができます。

平成27年3月31日までに受ける土地の保存登記  1000分の3
平成27年3月31日までに受ける土地の移転登記  1000分の15

このほかに登記をお願いする司法書士さんの手数料を忘れては怒られます。

おおよそ3万~5万円が相場のようです。

 

 4.ローン借り入れにかかる諸費用

・印紙代・・・『金銭消費貸借契約書』をお借入れの金融機関と取り交わします。その際に必要になる印紙費用です。

・融資事務手数料・・・金融機関への事務手数料。お借入れ金融機関により金額は変わります。おおよそ3万円~5万円が多いようです。また、融資額の2.1%などという金融機関もあるようです。

 

 

 

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